こんにちは、mimiです。
最近Twitterを見ていて、ご自分に合った保湿強度をどうやって見極めたらいいかわからないと言う意見が多かったので、今日はその辺りについて書きたいと思います!
スキンケアで大切と言われることの三大要素は、「洗浄」「保湿」「紫外線ケア」ではないかと思います。
私はこの3点は、ジャンケンの『グーチョキパー』の関係に似ていると考えています?
◎じゃんけんのグー✊(洗浄)
こちらのブログ記事にも書きましたが、まずスキンケアの中で1番最初に考えなければならないのは「洗浄」です。
「洗浄強度」という概念については今までも何回も書いていますが、私が洗浄において1番大切だと思っている事は、「肌が自ら持っている潤う力を奪わないこと」です。
よく、「洗顔もろくにしないような人の方が肌がきれいだ」と言うような意見を見ることがありますが、これはあながち間違いではないと思います?
私がいつも1番大切にしている、肌のバリア機能保持のために大切だと言われているのが、NMF(ナチュラルモイスチャライジングファクター)や、セラミドなどの成分です。(他にも様々な要因はあります)
詳しくはこちらの記事をご覧ください?♀️
✔︎これらの成分は、洗浄剤を使った洗顔で肌から流出してしまうのにも関わらず、皮脂とは異なりすぐに分泌、補充することができません?
これらの成分を補うための保湿化粧品がありますが、自前のNMFやセラミドが肌に満ちていたら、その方がいいに決まってます?(断言)
(余計な成分でアレルギーになることもないですし、防腐剤や添加剤のリスクも減ります)
まずは、「落としすぎない洗顔」=あなたにとって適切な「洗浄強度」を見つけることが第一ステップです✊
私が個人的に適切な洗浄強度の判断の目安にしているのは、「入浴後すぐに保湿をしなくても、パサパサにならない」状態です✨✨
保湿をすぐにしなくても、サラッとした潤いの感じられる洗い上がりを目指していきしょう?✨
◎じゃんけんのチョキ✌️(保湿)
第二段階は適切な「保湿強度」を見つけましょう✨
第一段階の適切な「洗浄強度」を発見したら、次は自分の肌に合った保湿剤の選定をします?
詳しくは、先ほど挙げた以前のブログを見ていただきたいのですが、大切なところだけ一部引用。
保湿剤の成分を選定する上で、私のオススメはセラミド→NMF→皮脂の順番で保湿剤を足していく「3STEP保湿」という考え方です?
保湿剤について、micron_macronさんが使用推奨アイテムをまとめてくださいました!是非ご参考になさってください?✨
☆セラミド
セラミドについては、解説がたくさんされていると思いますのでさらっと注意点だけ⚠️
✔︎「ヒト型セラミド」というセラミドが、効果が高いと言われています。
✔︎セラミドは高濃度だと、逆に荒れた肌には刺激になることがあるそうです。(荒れた肌の方は低濃度からはじめましょう)
✔︎化粧水タイプよりも、乳液、クリームタイプの方がオススメ。
以前こちらの記事に、オススメのセラミド製品を書いた事がありますので、参考になさってみてください?
☆NMF(ナチュラルモイスチャライジングファクター)
セラミドの保湿剤を使ってみても、まだ乾燥感がある場合には、NMFを足してみましょう!
大切なことだけ挙げると
✔︎水溶性成分なので化粧水やジェルの製品が多いです。
✔︎NMFを直接使用した製品の他にも、NMFの産生を促す成分もあるようです!
ミライさんに教えていただいたのですが、ピジョンがその辺りの研究を頑張ってるようです?
☆皮脂(油分)
セラミドとNMFの保湿剤を足しても、まだ乾燥感がある場合。油分を足していきましょう。
私個人の考えですが、スキンケアに油分を意識的にプラスするのは、一番最後の手段で良いかなと思っています。
理由は下記のとおり。
✔︎よほど気をつけてノンオイルのものを選ぶようにしなければ、セラミド製品に既に油分が含まれていることが多い。
✔︎セラミドやNMFが不足しがちで乾燥肌になっていたり、そこから皮脂分泌過剰気味になってしまっているような場合、油分を足すことでかえって肌の皮脂分泌バランスを崩す可能性が高いと考えている(個人の感想レベル)。
✔︎一口に油分と言っても、ワセリンなどの鉱物油から、植物性油まで種類が多い。その中から自分の肌に合った油分の選定の仕方が難しい?
✔︎植物系オイルにはアレルギーリスクがあるので荒れている肌の方は慎重に?(経皮感作で、使用開始から数ヶ月後以降に、食物アレルギーを発症することがあります)
これらの理由から、セラミドとNMFを意識した保湿ケアで改善感が見られたら、油分は最低限足すくらいの気持ちでいる方が、肌荒れの原因も特定しやすいと思います?
どの油分が自分に合うかは本当に千差万別なので、これに関しては色々試してみるしかないですね?
私が大好きな推しスキンケアブランド、
シェルシュールのパンフレットにも同じことが書いてあるのを見つけて、この間とても嬉しかったです✨
最後に、適切な保湿強度の見極め方の目安について?
私はスキンケアをした次の日の朝、「ベタついていないのに乾燥してもいない、子供の肌のようなサラプリ肌」になるくらいを、適切な保湿強度の目安にしています?
朝起きてもペタペタしてるのは、保湿しすぎな可能性が高いと考えています。保湿はやりすぎても、新たな肌トラブルの原因になる可能性がありますので、必要量をきっちりと見極める意識を持つのがお勧めです?
◎じゃんけんのパー(日焼け止め)?
日焼け止めやメイクによる紫外線ケアが、じゃんけんのパー✋です。
紫外線ケアの大切さについては、今更私が語らなくても大丈夫だと思いますが、紫外線は皮膚を老化させる最も大きな原因の一つです?
日焼け止めと言うと、スキンケアに勘定しない方も多いかもしれませんが、日焼け止めも立派なスキンケアアイテムだと私は思っています。
肌が丈夫な方は特に問題ないと思いますが、私のような敏感肌や、肌が荒れ気味の方にとっては、合うものを見つけるのがなかなか難しいと思います(私がそうでした?)。
でも、自分の肌に合った日焼け止めを見つけるのは、とてもとても大切なことです?
ここには出費を惜さまないでください?
日焼け止めについてはこちらの記事に詳しく書いたことがあります?♀️
また、私の推し日焼け止めはロート製薬のオレゾシリーズです!
◎グーチョキパー法スキンケア✊✌️✋
洗顔、保湿、日焼け止めを、じゃんけんのグーチョキパーに喩えてお話してきました。
何故なら、この3つのうち何か一つを変えたら、他の要素も変える必要が出てくるからです✋
例えば、日焼け止めを落ちにくいものに変えたら、洗顔料は少し強いものにしなければなりません。そうすると、肌に必要な潤い成分も落ちやすくなるため、今度は保湿剤を見直さなければなりません。
また肌荒れの原因を見極めるために洗浄を見直したいなら、保湿成分の見直しも必要になりますし、日焼け止めも落ちやすい物に変える必要が出てきます。
洗顔や保湿剤の成分を見直すことでバリア機能が回復してくると、使える日焼け止めが増えることもあります。
etc.etc….
この3つのバランスを、季節や肌状態によって調整する意識を常に持っていると、基本のスキンケアの設計がしやすくなると私は考えています?
◎一旦まとめ
1.まず自分に適切な洗浄強度を見極めること。
2.その次が保湿強度の見極め。
3.その次が、日焼け止めやメイクなどの、紫外線ケアの選択。
このグーチョキパー✊✌️?の最適解を探しながら、「自分の肌がニュートラルに調子がよい」状態を見つけていきましょう?
そしてそれが分かるようになると、季節や体調に合わせて、グーチョキパーの配分を調整しやすくなるはずです✨
◎「ゴミの日ケア」
グーチョキパー法で自分のニュートラルな基本のスキンケアを身につけたら、そこから取り入れたい「有効成分」を選定していきます?
私がお勧めしている推し成分?
✔︎ビタミンA
✔︎ビタミンC
✔︎トラネキサム酸
✔︎グリシルグリシン
✔︎ナイアシンアミド
✔︎アゼライン酸 etc…
しかしこれらの成分をいっぺんに入れようと思うと、つけるアイテムが増えてしまい防腐剤リスクや、オーバーケアになるリスクがあります? 複数の成分が入っている一石二鳥系アイテムを探すことをお勧めしていますが、それにも限界はあります?
それを回避するのが「ゴミの日ケア」です?
詳しくはTweetに書いたとおりですが、使いたい有効成分を毎日使わなくても、曜日で分けて使用するという方法もあります✨
【例】
月水金→基本のケア+トラネキサム酸
火木土→基本のケア+ビタミンC
または、夜はビタミンA、朝はビタミンCなど、朝夜で使用する美容成分を分けるのもお勧めです?✨
既成概念にとらわれず、臨機応変に美容成分を使い分けていきましょう?そして調子が悪くなったら有効成分の使用はお休みして、落ち着くまで一度基本のケアに立ち戻るのがとても大事です?✨
◎まとめ
今日は、スキンケア設計をする上で、その土台となる基本のケアについてお話ししてきました?
世の中にはいろんなスペシャルケアアイテムがあって取り入れてみたくなる気持ちはとてもわかるのですが、まずは日々の基本のスキンケアを見直すこと。
これがとても大切だと私は考えています?
ありがとうございました?♂️