スキンケア

ニキビ痕の「赤み」、どう治す?|mimi公式

ニキビ痕の「赤み」、どう治す?

こんにちは!mimiです。

赤みの残ってしまったニキビ痕、どうにか消したい方、多いですよね。
今日は、「ベビーオイル洗顔」のmimiが、お勧めのスキンケア、美容医療をご紹介します。

◎赤みのあるニキビ跡、mimiならどうするか

詳しくはツイートのツリーもご覧いただきたいのですが、まず前提として今回の記事は、

現在、目立った皮ふの疾患がない(現状でニキビがまだ多くある、皮膚炎、酒さ、肝斑など)

方向けのお話になります?‍♂️


保険で治療できる疾患は、保険で治療したほうがコスパがよいです?
この点を前提に、読んでいただけますと幸いです。


◎ニキビ跡の赤みってなんででるの


こちらによると、ニキビ跡の赤みの原因は下記のとおり。(下記引用)

Q:ニキビが治っても、ずっと赤いままなのはどうしてしょうか?
「皮膚の内部で炎症の残骸が残っているためです。ニキビは純粋な感染症ではなく、アクネ菌が出す菌体に対して過剰な炎症反応が起こってしまうもの。炎症を起こした細胞が放射したサイトカインや蛋白分解酵素が残っているため、赤みが残ってしまうのです。また、細胞を修復するために血管が開いているため、赤く見えるんです。修復が終われば血管が閉じるので、赤みも自然と消えますよ」(亀山先生・以下「」内同)

 

Q:自然と赤みは引くということですが、“なるべく早く赤みを消したい!”といった場合はどうすればいいのでしょうか?
「赤みを抑えるビタミンC配合のローションやクリームなどをたっぷり塗るといいですよ。また、赤いだけではなくクレーターになったダメージが深いものも、まだ赤いうちにピーリング、ビタミンC導入などのケアをしてあげることが大事。赤いということは、まだ細胞が修復をしようと頑張っているということ。その段階できちんとケアをしてコラーゲンを増やしてあげると、治ります。しかし、赤みが引いたものや数年経過したクレーターは、修復しようとする力が働いていないので、なかなか治すのが難しいんです」


赤みの原因は、下記の2点が大きな原因。

・ニキビの炎症のなごり
・毛細血管の開き



◎まずは肌を回復させること

炎症がまだ残っているということですから当然、肌を刺激する行為は私ならしません?

・絶対に肌をこすらない。
・洗いすぎにより肌が乾燥しすぎないよう、適切な強度の洗顔を行う。
・紫外線の刺激を徹底的に避ける。

赤みが気になっている場合、美容医療でぱぱっと直したい?と思ってしまいますが、美容医療も魔法ではないので、効果が出るということは当然代償も伴います。
(漫画「鋼の錬金術師」参照?)

肌を再生する系の治療で有名なのは、ダーマペンやフラクショナルレーザーかと思います。
こちらは肌をあえて傷つけて、傷からの回復力でもって肌の再生を促す系の治療です。
凹凸のあるニキビ跡にはこれらの治療は効果的と言われています。

ただ今回は、あくまでニキビ跡の赤み、というご相談なので、まだ炎症を起こしている状態にさらに激しいダウンタイムを伴う治療をするのはいかながなものかと、個人的には思っています。
(基本、私の美容医療への考え方は保守的です?)

赤い色素に反応するレーザー治療(わかりやすくこう言いますが)も、マイルドなものから強いものまでいろいろな種類がありますが、
色素に反応するレーザーは、シミ治療自体が一般的に思われているよりも難しいものであることや、潜在的な肝斑リスクなどの点から、かなり慎重になるべきというのが、私の自論です。

やるのはいつでもできますが、炎症性の色素沈着や戻りシミ、肝斑が悪化すると直すのにさらに時間がかかります??

色素系のレーザーや光治療はよく考えてからやる。これだいじ?


◎まずお勧めは…

自分の肌の回復力を高める系のスキンケアは、ぜひ投入したいです。

具体的には、ビタミンAとビタミンCを中心としたスキンケアです。
(ビタミンA系のスキンケアはエンビロンがイチオシですが、また他にもおすすめがあるので、追々記事にします。)

ビタミンAは真皮層からの肌の生まれ変わりを手助けしてくれますが、半年以上使わないと真価はわからないのが玉に瑕?
A反応の問題もあるので、1年続けるつもりで、気長に続けてください?

ビタミンCは炎症を抑えてくれると共に、ビタミンAのA反応による赤みを抑えてもくれます。
これも是非取り入れたいです?‍♀️

この段階で強いて美容医療を選択するなら、私は
 
マッサージピール(コラーゲンピール。同じものです)
 
がお勧めになります!

内容についてはググっていただきたいですが、表皮への刺激を少なく、真皮層まで薬剤が届き、コラーゲン生成を促してくれます。

大体1回12000円~くらいの相場観です(都内クリニック)。
5回でワンクール。余裕があれば、月1で継続します。

◎お肌が元気になってきたら

ビタミンAとCが肌に合い、更にサイクルに乗って肌が生まれ変わってくると(3カ月くらいから)、内側からぷりっとしたような、「肌が厚くなってきたなあ✨」という実感を得られると思います。(得られなかったら、もう少し続けてみてください)

この状態になったら、今度は赤みをやっつけにいきましょう???


◎ジェネシス、IPLの赤みカートリッジ


私のおすすめは、以下の2点です。

・ジェネシス(ロングパルスYAGレーザー)
・IPL(赤ら顔モード)


レーザーとIPLの特徴について詳しく説明する時間がないので、すみませんがこちらもググってください。

特におすすめはジェネシス✨✨
穏やかな効果ですが、その分刺激も少ないのが私好み。

1回10000円ー20000円くらいの相場観です。
私なら、こちらを3-5回程度あてます。


◎お金に余裕があるなら

お勧めはなんといっても、

・テノール

高周波で肌の奥を加温し、コラーゲン生成を促してくれたり、リンパの流れをよくしてくれたり、老化予防全般に有効な菩薩治療。

効果は穏やかで地味ですが、長ーくお付き合いしたい治療です。
これは、治療のどの段階で入れてもよいです。

1回10000円程度の相場観です。


◎治すのは自分の肌の力


イメージとしては、まずニキビとの闘いにつかれた肌を回復する手助けをする。

ある程度元気になってきたら、少し刺激を入れてみる、という感じですね。

これはどんな美容医療でもそうなんですけど、基本的に

肌を回復させるのは、あなたの肌の治癒力です?✨✨


本体にできるのは、基本的にはその力を助けたり、はたまた鞭打って働きを促すか…

美容医療はこの2つの原理、どちらかを利用したものが大変多いです。
(色素系レーザーを除く)

まずはその力を邪魔することをしないこと、適切な形で応援することが一番大切だと考えています。

ありがとうございました?‍♂️


※あくまでmimiの私見になります。皮膚科の先生もそれぞれ様々な考え方がありますので、ご参考まで。すでにクリニックにかかられている方は、信頼できる先生ならその方の意見を優先してくださいね。