美容医療

ボトックス(ボツリヌス菌)でシワ予防!|mimi公式

ボトックス(ボツリヌス菌)でシワ予防!|mimi公式

こんにちは!mimiです。 DMでボトックス(ボツリヌス菌)注射についてのご質問をいただいたので、今日はボトックスについてまとめてみようかと思います✌️

 

 ◎ボトックス(ボツリヌス菌)注射とは…

私がはじめて「ボトックス」という言葉を聞いたのは、今は懐かしい『セックス•アンド•ザ•シティ』というアメリカのドラマを見ていたときでした。 主人公キャリーのイケイケの女友達、サマンサが 「結婚なんて信じない。信じるのはボトックスよ!絶対効くから😤」 というシーンがありました。 20代のうら若きmimiは、「へー。ボトックス注射って絶対効くんだ」とその時思ったものです…😚

◎あれから10年、時は経ち… (き◎まろ)

35歳になったワタクシ、メイク落としの際、ふと鏡を見てみると、デコになんだか気になる表情皺が出てるじゃないですか…😫 元々デコが広いので、シワが出ているととても老けた印象になるんです😢 という訳で、私は2019年の9月に、はじめて額に、ボツリヌス菌注射をしました。

 
こんな感じにツルツルのデコになります✨✨
 
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(いつもながら写真が雑ですみません😂💦)

本当はもっと早く打ちたい気持ちもあったのですが、私はギリギリのタイミングまで始めないようにしようと思っていました。理由については、これから書いていきますね💁‍♂️

 
 
◎ボツリヌス菌ってそもそもなに?なんで効くの?
 
ボツリヌス菌の作用機序(なんで効くのかの仕組み)については、私が説明するよりか、本職の医師の方のブログがはるかに分かりやすいので、こちらをご覧ください💁‍♂️💁‍♂️
「簡単に言うと、長めに効く麻酔薬のようなもの」とのこと。なるほどなるほど🤔 ”動いてほしくない筋肉の動きを止めて、表情皺が入るのを食い止める”ことが、ボツリヌス菌のシワ治療における役割です。
 
◎ボツリヌス菌って怖くないの?
 
結論から言います。 短期では怖いこともあるけど、長期ではそんなに怖くない(と現時点ではされている)施術です👍
 
•短期で起こる怖いこと 「ボトックス 失敗」とかで調べて頂けると出てくると思うのですが、打ち所が悪かったり、薬剤が広がりすぎてしまうと、一時的に表情が麻痺したような状態になることがあります。
 
こちらのクリニックの先生、”わざと表情が麻痺するように”実験的にご自身の顔にボツリヌス菌を打った、と書いてあり、そのサイエンティスト魂に敬服する他ないのですが(写真はリンク先のサイトで見られます)、ここまでではないにしても、薬剤が思ったよりも広がり過ぎたり、経験が足りない医師が打ったりすると、そんなこともあるというのは定説です🙏 そしてボツリヌス菌には拮抗薬(効果をなくしてくれる薬)がない為、基本的には失敗してしまっても、ボツリヌス菌の効果が切れるまで、待ち続けるしかないのが現状です😱 具体的にリスクが高いといわれているのは、と、が一番多いと思います。
額は、おでこの筋肉を使って目を開ける癖がついている方だと、”目が開かなくなってしまう”場合があります。(これは潜在的な眼瞼下垂の症状なので、手術が適応になる場合もある) まあでもボツリヌス菌の効果は、初回であれば大体3〜4ヶ月くらいかけて、徐々に切れていきます。
一番つらいのは、最初の一月半くらいだと思いますので、「取り返しがつかない施術」には当たらないと私は理解しています😊 はじめてボツリヌス菌を打つ方は、たとえ効果が物足りない結果になったとしても、”少なめ””控えめ”に、とオーダーすることが大切です。(大抵のクリニックは、足りない場合は後から追加で打ってくれますので✌️)
 
•長期ではそんなに怖くないこと 今書いたように、ボツリヌス菌の効果は、初回であれば大体3ヶ月くらいで切れます。
繰り返し打っていると、筋肉の動かし方を顔も忘れてくるので、半年くらい持つようになる、という方もいらっしゃるようです。
ボトックスは実は副作用の非常に少ない薬です。神経のつなぎ目(シナプス)で神経伝達物質であるアセチルコリンをブロックする以外の作用はないからです。
もちろんボトックスによるアレルギーの可能性はゼロではありませんが、アレルギーの比較的少ない薬であると考えられています。
ボツリヌス菌はアレルギーのリスクも少ないと言われており、その点ヒアルロン酸に比べても「リスクが低い」という医師の方は多いのではないでしょうか。 ※ヒアルロン酸を溶解する、ヒアルロニダーゼにはアレルギーのリスクがあると言われています。詳しくはこちら
またボツリヌス菌を、長期注射し続けた場合の症例数がどれくらいあるか分からないので、その辺りのリスクはまだ不明な点もないとは言い切れません。まあこれは、多くの美容施術が同様です🤚 あとボトックスは、妊娠を希望している方は、打たない方がよいとされています🙅‍♀️ ボトックスを打ったら、4ヶ月はきちんと避妊しましょう🙏
 

動物実験では妊娠や胎児への影響が認められており、海外では妊娠初期にボトックス注射を受けた患者の胎児の死亡や奇形の例が出ています。

しかし胎児の死亡や奇形の原因は不明なことが多いため、あくまでも考えられる理由の一つとして、ボトックスが絶対に影響が無いとは言い切れないので、リスクを減らす為に注射後2~4ヶ月の避妊、卒乳後が推奨されています。 (https://hashimotoclinic.co.jp/blog/botox/  より引用)

◎私がボツリヌス菌を35歳まで打たなかった理由 みなさんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、ボツリヌス菌は繰り返し注射をしていると、”耐性”(抗体ができる、ともいう)がついてしまい、効きにくくなってしまうことが稀にあります😫
 
次に注意しなくてはならないのはあまり無規則に治療をしているとそのうち体内にボトックスを中和してしまう「抗体」という物質が出来て、ボトックスの効果が出なくなることです。 (上記サイトより引用。 )
 
耐性がついた場合には、他の薬剤に切り替えたらまた効くようになるという意見もあるようですが、耐性がつかないに越したことはありません😊 こちらの皮膚科のサイトに、ボツリヌス菌の耐性について詳しく記載してあります。
 
 

中和抗体は、ボツリヌス毒素でのシワ治療を30歳から始め年3回10~20単位の治療を65歳まで続けると抗体ができるとされています。抗体のできる投与量は個人差もありますが、累積投与量で2,000~4,000単位とされています。若年層からボツリヌス菌毒素製剤での治療を続けている方は、年齢とともに抗体リスクが高まるということです。

それぞれの製剤に含まれています複合タンパクは、繰り返し使用することで「中和抗体」を産生するという問題があります。

 
ボツリヌス菌を自分の人生でいつからいつまで打ちたいかを一番考えた結果、顔のシワが一番気になるのって、35歳〜55歳くらいかなと思うんですよね🤔
 
それ以上になると、たるみの方が更に気になってくると思いますし、年齢的にも多少のシワがある方が自然になってくると思います。そんなわけで万が一耐性ができてボツリヌス菌が効きにくくなってしまっても、諦めがつきそうなギリギリの時期まで、ボツリヌス菌注射を先送りにしてきた次第です😊 (私自身が、元々は表情皺ができにくい顔のタイプなのもあります。生まれつき、笑ったときに目尻にシワが寄ったり、眉間にシワを寄せる癖がついている顔タイプの方は、もう少し早めから打った方が良いかもしれません🙏) また、耐性をつけない方がいいもう一つの理由は、可能性はかなり低いですが、特定の病気になったときにボツリヌス菌を治療のために使用することがあるからです!
 
ボツリヌス毒素はボツリヌス菌の産生する毒素蛋白であり食中毒の原因物質として良く知られています。その筋弛緩作用を利用して顔面、頚部などの不随意運動や筋緊張を緩和する治療法がボツリヌス毒素治療で、片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頚、心筋梗塞、脳梗塞後遺症、上肢痙縮、下肢痙縮、脳性小児麻痺患者の下肢痙縮に伴う下肢尖足など危篤な疾患を緩和させることが主な使用目的です。
 抗体は、一度作られてしまうと同じ毒素では効かなくなってしまうため、自分が生きていくために本当に必要になったときに「A型ボツリヌス菌毒素製剤」が使えないという事態に陥ってしまいます。
 
そんなわけで、ボツリヌス菌を使用するときは、なるべく耐性をつけないための工夫が必要になるんですね😊
 
◎ボツリヌス菌には、耐性のつきやすい薬剤と、つきにくい薬剤がある!
 
そして今回の本題😤 ボツリヌス菌製剤には、耐性のつきやすい製剤と、つきにくい製剤があります。
 
 
 
こちらの医師のブログ分かりやすいので、是非読んでみてください。 少し読みにくかった向けに、簡単にご説明(mimi意訳)。 ボツリヌス菌製剤の耐性が、そもそもなぜつくかという話ですが、その原因として、製剤に含まれている残留した「複合タンパク」に対する身体の反応であるという説が、一番有力だそうです。
 
・動物性由来の培地でボツリヌス菌を培養すると、微量な成分がアレルギーの原因になる。
・また、安定剤としてヒト由来の血清アルブミンの使用量が少ないほど、感染症などのリスクが少ない。
ヒト神経細胞腫における実験では、複合タンパクのみ、そしてボツリヌス製剤(トキシン+複合タンパク)を用いた場合には、炎症性サイトカインの上昇がみられたが、ピュアなトキシンのみでは見られなかった。(また出た!炎症性サイトカイン!こちらの記事で詳しく解説しています)
 
☆つまり何が言いたいかというと、ボツリヌス菌製剤を選ぶときは「不純物がなるべくない」製剤を選びましょうね、ってことです!(めっちゃざっくり言うとね!)
 
◎ボツリヌス菌製剤、耐性のつきやすさの比較
 
✅ボトックスビスタ(米国製) 動物由来の蛋白質とヒトアルブミンを含むがこの20年で複合タンパク量を5分の1ほどまでに減らした。日本における厚労省の承認薬である(お墨付きってことです)
✅リジェノックス(韓国製) ヒトアルブミンをかなり少なく「ボトックスビスタ」よりも減らしている。複合タンパクも少ない。
✅ゼオミン(ドイツ製) アルブミンンとタンパク成分ほぼ浄化。ピュアトキシン。
✅イノトックス(韓国製) ヒトアルブミンは含まないが、複合タンパクを含む。感染症やアレルギーのリスクは低い。 そんなわけで、ゼオミンがダントツ抗体と感染のリスクは少ないです✨✨ 意外なことにも、複合タンパクが少ない順で言うと、韓国製のリジェノックスの方が、ボトックスビスタよりも、耐性がつきにくいというのは驚きです🤭✨
 
◎ちょっと豆知識。アラガン社のボトックスは3種類ある(多分)
 
そもそも論、「ボトックス」という名称は、アラガン社のものになります。 コーラにおける「コカコーラ」のような意味合いで、ボツリヌス菌製剤の代名詞のようになっています😊 また、アラガン社のボトックスには、3種類あること、みなさんご存知ですか?
 
✅ボトックスビスタ(アメリカアラガン社の日本法人) 製造工場はアイルランドから直輸入。アメリカのボトックスと内容は同じだが、品質管理がきちんとしている。
✅ボトックス(アメリカアラガン社) 製造工場はアイルランド。輸入過程で関税の安い国を通過してくるため、冷凍状態が保たれない可能性がある。
✅ボトックス(アイルランド) これについてはいまいち詳細が確認できず?あるのかな?このサイトに書いてありました。一つ上のアメリカアラガン社と同じで、輸入過程で品質管理の問題があるという話でした。
 
基本的に、日本法人が取り扱う「ボトックスビスタ」を扱うクリニックは、それを一つの売りにしているところが多いです。クリニックのウェブサイトなどでも、はっきり書いてあると思います。 「アラガン社製ボトックスを使用」など、はっきり「ボトックスビスタ」と書いてないところは、アメリカアラガン社製のものを使っている可能性もあります🤔 それを認識していて打つなら構わないと思うのですが、ボトックスビスタだと思って高いお金を取られるのも癪ですからね!
一度クリニックに確認してみましょう🙏
 
 
◎ボツリヌス菌製剤は、温度管理が大切?
 
前項のアラガン社製ボトックスでも触れたとおり、ボツリヌス菌製剤は温度管理が大切、と言われることがあります🤔 クリニックにいくと、ボツリヌス菌の説明のときにカウンセラーさんが、ボトックスビスタの売り文句として「韓国製の薬剤は、適当な箱に入って届くけれど、ボトックスビスタはきちんと温度管理された状態で届くんですよ」と言うことがあります。 こんな感じらしいです。 ボツリヌス菌製剤は温度管理に関してはこちらが参考になりました。
 
✅ボトックスビスタ熱に弱く管理・保存状況によって品質が劣化しやすく、効果が下がることもある。
✅ゼオミン→ 常温保存可能で、温度変化による変性がないため、安定した結果を得ることができます。
✅ニューロノックス→温度管理重要。
✅リジェノックス→温度管理については記載見つけられず。
 
結局アラガン社製は温度管理しっかりしてるから品質にばらつきがないっていうけど、 「御社のボトックスが元々温度変化に弱い欠点あるってことですよね?」っていう。
 

😂

 

ゼオミンちゃんはやっぱり最強❤️

 
リジェノックスはどうなんだろうなー。調べてもわからなかった残念😫
 
 
◎ボツリヌス菌製剤まとめ
 
結局、すべてにおいて最強なのはゼオミン。あんたが大将✨✨✨ これは間違いなさそうですが、まだまだ価格が高い😱💦💦 アラガン社のボトックスビスタは、日本にも会社があるし、厚労省認可、という点が高く評価されている印象です。あとこれは、この間行ったクリニックの医師の個人的な話ですが、
 
「リジェノックスよりも、ボトックスビスタの方が、狙った場所をピンポイントでぴたっと止めやすい」
 
とおっしゃってました🤔
 
リジェノックスに関しては抗体の件は心配が少ない反面、「効きがボトックスより悪い」「品質管理にばらつきがある」などの意見が都市伝説的に散見されます。しかしきちんとしたエビデンスのあるデータは見つけられません。この辺りは施術する医師の個人的好みの問題もありそうです😤 あと補足ながら、メチャ安のチャイニーズボトックス「BTXA」は絶対使うな、という意見が多数でした😂(不純物が多いとの意見が多く、私もこれはやめておいた方がよいのではと思います)
 
※ボツリヌス菌の施術を考えている方は、クリニックに使用製剤を事前に確認しておくようにしましょう!!
 
 
◎mimi流!ボツリヌス菌製剤の使い分け方
 
※これはあくまで、調べたことや私の経験からの個人的な意見になります。実際に施術をお願いする医師の意見や、ご自身の感覚を優先してください。
 
全てにおいて、富豪なら全部「ゼオミン」でやりましょう✨ 私のように、「そんなんできるかい!!😤」って人間は、下記のように使い分けます。
 
✅額の下の方や顎など、ぴたっと止まってほしい部位には→ボトックスビスタ
✅額の上の方、バニーラインや目尻など、そこまで正確さが要求されない部位には→リジェノックス
✅エラやワキなど、効果を出す為にたくさん入れなければならない部位には→リジェノックス
 
こんな感じで、私は使い分けてます! リジェノックス先輩、優秀だと思いますよ🙃抗体リスクだけでいえば、アラガン社のものよりも優秀な可能性すらあるわけですから✨(私見です) 特に、たくさん単位数を入れるときは、リジェノックスがお勧めです!安いし👍
 
 
◎これも大事!ボツリヌス菌を入れるタイミング
 
先ほど引用したサイトに記載があるのですが、一旦ボトックスを注射したら次に打つまでには4ヶ月あけることが、抗体を作らないためには望ましいとされています。
 

次に注意しなくてはならないのはあまり無規則に治療をしているとそのうち体内にボトックスを中和してしまう「抗体」という物質が出来て、ボトックスの効果が出なくなることです。これを防ぐためには不純物ができるだけ少ない純正品のボトックスを使用すること(当院で使用しているものです)、それと一旦注射をしたら4か月以上の間隔を開けることです。

この4か月というのは体のどこの部位に注射をしても同じです。ですから例えば1月に眉間にボトックスを注射したら、3月におでこに注射をすることはしないで、5月以降まで注射を待たなくてはなりません。もしこの治療が気に入ったら複数の場所を同時期に治療されることをお勧めします。

ちょっと痛くて辛いかもしれませんが、やりたいならまとめてブスっとやっちまいましょうってことで💉
 
 
◎ボツリヌス菌今後の展望!
 
ボツリヌス菌は現在では、シワ予防の他にも、肌のたるみ予防や、肌の質感調整、汗や皮脂を抑える目的でも幅広く利用されています✨✨

ボトックスやヒアルロン酸などの注入治療にも造形が深い西田先生のつぶやきです。 フランスで行われた学会で聞かれた内容だそうです💁‍♂️

 

た先に引用した田宮先生は、ボトックスで「表情デザイン」(笑ったときの筋肉の盛り上がり方や、眉毛のあがり方まで調整して印象を変える)することにも利用できるとおっしゃっています😚 ボツリヌス菌は、美容医療好きの間では避けては通れない施術のひとつになってきていると思います😁 なるべく抗体を作らないで、 細く長く付き合っていきたいものですよね👍 この記事が、その参考になったら嬉しいです!

 
ありがとうございました🙇‍♂️
 
※記事はすべて、2020年2月14日現在でmimiが調べた情報に基づくものになります。これから新しい製剤が登場することもありますし、やみくもに信じず、ご自身でもリサーチした上で施術は検討して頂けますと幸いです!