こんにちは、スキンケアと美容医療の「ハイブリッド美容」を追求する41歳美容愛好家、mimiです。
今回は、私がおすすめする美容法『ベビーオイル洗顔』が肌にいい理由についてお話していきます。
YouTube動画はこちら。
0:00 はじめに
0:33「ベビーオイル洗顔」ってなに?
1:25 肌が荒れてしまう原因
3:26 「ベビーオイル洗顔」でメイクが落ちる仕組み
5:22 「ベビーオイル洗顔」が肌にいい4つの理由
7:41 終わりに
本記事では、SNSで話題となったmimiおすすめの美容法『ベビーオイル洗顔』が、なぜ肌にいいのかを、皮膚科学の視点も交えて解説していきます。
「スキンケアを頑張っているのに、肌の調子がよくならない」
「洗顔やクレンジングが肌の負担になっている気がする」
「『ベビーオイル洗顔』って本当に肌にいいの?」
そんな疑問を持っている方は、ぜひ最後までご覧ください!
『ベビーオイル洗顔』とは?
SNSで話題!『ベビーオイル洗顔』は700円でできる大バズり美容法
『ベビーオイル洗顔』は、界面活性剤が入っていない化粧用のオイルを使ってメイク落としと洗顔をする画期的な美容法です。
ドラッグストアでも買える700円のベビーオイルで、美肌になる人が続出しているということで、SNS上でブームを巻き起こしました。
実践してくださっているみなさん、ありがとうございます!
『ベビーオイル洗顔』で毛穴・赤み・ニキビを改善!

「『ベビーオイル洗顔』を取り入れたことで、肌トラブルが改善された!」という声が、SNSに何百件も投稿されています。

具体的には以下のようなお悩みに効果を感じている方が多いです:
- 毛穴の改善
- 赤みの改善
- ニキビ・ニキビ跡の改善
『ベビーオイル洗顔』は、みなさんが写真付きでSNSに投稿してくださったことで一気に有名になりました。
みなさんから寄せられた症例写真を解説した動画もありますので、ぜひそちらもご覧ください。
『ベビーオイル洗顔』と肌あれの関係
「どうして『ベビーオイル洗顔』で肌が変わるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
しかし、肌の調子が崩れだした“きっかけ”を見直してみると、この美容法の効果が自然と理解できます。
私が思うに、肌の調子が大きく崩れやすいきっかけは2つ。
- 思春期
- お化粧を始めてから
まずは、自分の肌の調子がいつ頃から崩れ始めたのか、ぜひ一度振り返ってみてください。
思春期から肌あれが始まった方

思春期に肌あれしやすくなるのは、ホルモンバランスの変化によって皮脂の分泌量が増えることが関係しています。
皮脂そのものは悪いものではありません。
しかし、肌に常在する菌が皮脂をエサにして増えすぎると、ニキビや毛穴のトラブルにつながってしまうのです。
この内容については、私の著書『ファミリースキンケア ~スキンシップのススメ~』でも詳しく解説しています。
▷ファミリースキンケア ~スキンシップのススメ~
お化粧を始めてから肌あれが気になりだした方

お化粧がきっかけで肌あれが始まった方の場合、クレンジングによる肌への負担が大きな原因のひとつと考えられます。
肌が丈夫な方や、うるおいが十分にある方は、一般的なクレンジング剤を使っても特に問題はありません。
しかし、もともと肌のポテンシャルが弱めの方が、洗浄力の強いクレンジングを使うと、大切なうるおいまで奪われてしまい、肌あれを引き起こすことがあります。
POLAさんの研究でも「お肌は性別よりも個人差の方が大きい」という結果が出ており、一般的なクレンジングが負担になる方がいても不思議ではありません。
『ベビーオイル洗顔』でメイクが落とせる理由

「クレンジングがお肌の負担になる人もいる」とはいえ、『ベビーオイル洗顔』できちんとメイクを落とせるのかが気になるところですよね。
実際、「ただのベビーオイルでメイクが落ちるはずがない」というお声をいただくこともあります。

しかし「クレンジングでメイクが落ちる仕組み」を知っていると、『ベビーオイル洗顔』でもメイクが落とせる理由もご理解いただけるはずです。
メイクを浮かせる仕組みは同じ

結論、基本的にオイル洗顔(ベビーオイル)でメイクは落ちます(メイクの汚れとオイルの相性は大切)。
というのも、通常のクレンジングオイルも、『ベビーオイル洗顔』と同じように、オイルでメイクを浮かせる仕組みになっています。

オイル洗顔と通常のクレンジングオイルの違いは、オイルで浮いた汚れを水で流すか、ティッシュで吸い取るかだけです。

メイクや皮脂の汚れといった“油の汚れ”を浮かせるのはオイルの役目。

『ベビーオイル洗顔』も通常のクレンジングオイルも、「油は油に溶ける」という性質を利用しているんです。
ドライクリーニングや油絵の具の洗浄と同じ考え方です。
『ベビーオイル洗顔』はティッシュオフがキモ

みなさんには、「『ベビーオイル洗顔』は、やり方も含めて成立する美容法」ということをぜひ知っておいていただきたいです。

『ベビーオイル洗顔』では、界面活性剤を使っていないオイルを使います。

浮かせた汚れをティッシュでやさしく吸い取ることがとても重要なポイントです。
『ベビーオイル洗顔』が肌にいい理由3つ
では、『ベビーオイル洗顔』が肌にいいと考えられる理由を、大きく3つご紹介します。
洗浄系の界面活性剤によるダメージを防げる

『ベビーオイル洗顔』が肌にいい1つ目の理由は、「洗浄系の界面活性剤によるダメージを防げること」です。
界面活性剤は日常生活に欠かせない成分ですが、洗顔に使われる活性剤が、肌内部の「セラミド」や「NMF(天然保湿因子)」など、うるおい成分まで洗い流してしまう可能性があります。
クレンジングの開発者の方々も、メイク落ちの良さとうるおいの維持を両立させるために、日々試行錯誤されていますが、どのクレンジングが自分に合うのか、を一般人が判断するのはまずとても難しいです。
『ベビーオイル洗顔』で使うのは、洗浄系の界面活性剤を含まないシンプルなオイル。
そのため、洗浄による肌ダメージを限りなくゼロに近づけられるのです。
この“負担の少なさ”こそが、肌がきれいになる理由の1つだと考えています。
入浴中の水刺激から肌を守れること

『ベビーオイル洗顔』が肌にいい2つ目の理由は、「入浴中の水刺激から肌を守れること」です。
肌のうるおい成分は、水に濡れるだけでもある程度失われてしまうことが分かっています。

長風呂などで知らないうちに肌に負担がかかっていることもありうるのです。

『ベビーオイル洗顔』では、最後にティッシュオフで余分なオイルを吸い取りますが、実はわずかにオイルが肌のキメに残ります。

そしてこの“残ったオイル”が、水による刺激を軽減するクッションになっていると私は考えています。
肌のpHバランスを乱さないこと

『ベビーオイル洗顔』が肌にいい3つ目の理由は、「肌のpHバランスへの影響がないこと」です。
一般的な洗顔料を使うと、肌のpHがアルカリに傾くことがあります。
健康な肌なら自然と弱酸性に戻りますが、バリア機能が弱まっていると回復に時間がかかりがちです。
その間に、悪玉菌などの“トラブルのもと”が繁殖しやすくなり、肌あれを引き起こすリスクが高まります。
一方、オイルにはpHの概念がありません。
だからこそ、pHバランスを崩さず、肌に負担をかけずに洗えるのです。
『ベビーオイル洗顔』はプロも認めた美容法

『ベビーオイル洗顔』はプロの方々からも一定の評価をいただいている美容法です。

「『ベビーオイル洗顔』は肌に悪いんじゃないか」などのお声をいただくこともありますし、『ベビーオイル洗顔』に関する正式な研究データがあるわけではありません。


しかし、「皮膚科学の観点から見ても、これはおそらく肌にいいのではないか」と言ってくださる化粧品開発者の方々がほとんどです。(化粧品開発者の方に、「ベビーオイル洗顔」の理論を否定されたことは、実は一度もないです…!)

中には、「普通の主婦がここまで考えて実践したのはすごい。私たち開発者が完成させるべきだった。」と言ってくださった方もいるほど!
「自分にとってピンとくるクレンジングが見つからない」
「もしかして私は、通常のクレンジングが合わないタイプなのかも?」
と感じた方は、ぜひ一度『ベビーオイル洗顔』を試していただければと思います。
また、『ベビーオイル洗顔』に関するその他の情報は、私のYouTubeでもたくさん発信していますので、遊びに来ていただけるとうれしいです。
mimiのYoutube : https://www.youtube.com/@mimitan0909